一応、両方ともアップデートしてみた。多少の不具合が発生しても特に影響がない環境なので、いつも通りすぐにアップデート。
iOSについては、多くの方が書かれているように不具合もなく容量も増えていい感じになったと思います。さすがにiPhone4sでは相変わらず重いですが。それにしても見た目の変化はあまり感じられません。マルチタスク表示の仕方がカードが重なったようになっていて選びにくいような気もしますが、画面をスワイプする距離が少なくなったので慣れると楽かもしれません。
El Captainについても概ね順当な進化でしょうか。簡単な操作で画面を2分割してSafariとテキストエディタを同時に使ったりできるようになっています。地味なところではメニューバーを自動的に隠すこともできます。動作速度も向上しているのでしょう。１２インチのMacBookでも動作は軽快です。あと、個人的にライブ変換は面白いと思っていて、好みでもあります。
どちらも驚くような機能追加が見えないので、なんだか控えめな感じだなぁと思ったのですが、全体的にキビキビしている感じで好感が持てます。ずーっとこんな感じで使い続けられたらいいんだけども。
使い勝手がそんなに変わらないのであれば、毎年OSのアップデートをすることはないのでは？ と思ってしまいがちですが、持っている性能を生かすという面から見ると逆に毎年ハードウェアのアップデートをすることの方が必要ないんじゃないかとも思えてきます。かといって、商業的には両方ともアップデートすることが必要なのでしょうし、難しいところですよね。それでもAppleさんは上手いと思いますが。
