穏やかな時間の確保できたある日、数学の本を読んでいる。
楽しく眺めていたのだけども、どうにも理解ができなくて、苦しみ始めたりもする。
すると、その箇所についてもっと真剣に考えたり、さらに読み込んでみようとムリを始める。
でも、こういうようなときは、何も考えずに本を閉じるのが良い。
そんなときには、何か他の、気が向くことを始めてみたりする。
もっと真剣に考えたり、さらに読み込んだりしていいのは、順調に、楽しく読み進めているときだけ。
こういうときにしか、頭には入らない。
つまり、そういうときに、理解することができる。
だから、また、そのうち、読みたいと思ったときに、本を開いてみるのが、いい。
楽しみながらするのが上達の秘訣。ってのは、頭では分かってるつもりなんだけどな。
理解したい本がいくつもあると、つい、急ごうとしてしまう。
本当は急がない方が、ゆっくりと、楽しみながら読み進めた方が、早く理解できるのかもしれないね。