なにも書物との付き合いに限ったことではないと思うのだけれども。
何かを読もうとするとき、真面目に最初からしっかり真剣に読んだりしないで、好きなように読んだらいんでない?
堅っ苦しく考えたり、読むぞって構えてみたり、大切に扱い過ぎたりしないで、気軽に扱って楽しむ。書いてある内容と親しくなれるように。
もしくは、つまみ食いするように、面白そうなところだけ読んだりして。
そんなようにしていると、向こうのほうから近づいてきて、いつの間にか仲良くなってたり。
そうしてても、お近付きになりにくいものもあるのだろうけど。
そういう内容のものでも、あきらめない。でも、意識し過ぎない。長い目で見てお付き合いをしてったらいい。
そんな悠長なこと言ってて、もし、一生わかりあえなかったとしたらどうするのさ? と思ったりしたとしても…、まあ、それはそれで仕方ない。と思えるような、力の抜けた感じで。