学生のとき、いろんなことを教わったけど、そのときに教わったかは覚えていない。
学校で習うことは、すべてが「絶対的な真実ではない」ということ。
それは大人になってからもおんなじかな。
数学だって、国語の解答だって、音楽の評価だって、物理だって。
それにテストの結果や先生からの評判だって、もちろん。
証明された事実としては正しいのだろう。
しかし、それだけが正しいわけじゃないでしょう。
それだけが正解なわけではないということ。
他の可能性も考えられるんだということ。
いい点数が取れなくても、ダメだったり、終わりだったりするわけじゃないんだってこと。
下ばかり見ないで、前を向いて、好きなように生きていったらいいんだってこと。
そんなことって、教わったかなぁ。ちゃんと教えてもらってたのかなぁ。
医学も物理も数学でさえも、過去の誤りが発見されて変えられることもある。
完全に正しいことも間違ってることもないんじゃないかな。
子供の頃の自分に教えてあげたいなー。
教えられることを、正しくて絶対だと思っていたかもしれないから。