私は中途半端だ。
平凡に雇われて暮らしてる、という言い方をしてもいいだろう。
だが、平凡・普通がいちばんとか言う風に教わってきた気もする。
そう言う意味では、平凡は悪いことではないのかもしれない。
逆に、中途半端はやめなさいという言葉も聞いてきた気がする。
やり始めたら最後まで、極めるまでやりなさい、って言う感じ。
使う場面に応じて使い分けるから、特に問題なく使われる言葉なのだろうが。
ところで、中途半端はいけないのだろうか?
そもそも、どこを終点にしたときの中途半端なのだろうか?
要は完全にやめてさえいなければ、まだ道半ばなのではないか。
興味や情熱を失っていることに、一生懸命になることなんてできやしない。
中途半端は良くない、なんて言葉は横に置いといて、興味のあることをしたらいいんじゃないか。
完全にやめてないから、中途半端ではない、と思っていれば。
例えば、まだ未完成、やってる途中とかにしておいたら。
あんまり気にしてなかったけど、こういう言葉の解釈の仕方によって、思考はかなり左右されている。
良くないことかもしれないけれど、都合の良くないことについては、都合のいい言葉を見つけて言い換えてみてはどうだろうか。
言葉に縛られ、影響されて、自分の気持ちを操作しようとしても、なかなかうまくはいかない。
そのうち、不満が爆発することにもなりかねない。
だったら、気持ちを中心に考えて、うまい言葉に置き換えてみたらいいんじゃないだろうか。
私は気持ちのままに生きていく。順風満帆でなくていい。