本を読んでいたら涙が出てきて、嗚咽した。
具体的には書かないけど、別に感動させるタイプの本ではないと思う。
歳を取ると、涙腺がゆるむということか。
どうして涙が出てくるのか、自分でもよく分からない。
これを感極まるというのだろうか。
心が動かされたんだろうけど、頭ではよく理解できない。
いまの心境によく合っていて、感動したんだろうか。
心の状態に関係なく、いつでも同じ内容の本を読めば嗚咽できるんだろうか。
心境に合っていたとすれば、同じものが自分の中にもあるということ。
「自分の気持ちは考えてもわからないから、なにかを通して自分の気持ちを知りなさい」
ということなんだろう。
本に限らない。
映画はもちろん、ゲームをしているときに嗚咽して、涙が止まらなくなったこともある。
何かの病気だろうか。
悲しいもんだ、自分のことは結構わかっていないんだろうな。
何よりもまず、自分の気持ちに耳を澄ますようにしていきたい。