うちの朝ごはんはいつもパターンが決まっている。どこのウチでもそうなのかもしれないが。
フルーツ入りのカスピ海ヨーグルト(牛乳を入れて作ってる)にカルピス、あとは自家製パン。
このパターンがほとんどだ。
以前はコーヒーをよく飲んでいたのだけど、なんとなく飲まなくなってからはカルピスに変わっていた。
だいたい朝はしっかり食べるので、お昼が近くなるまでは空腹を感じることはない。
今思えば、学生のときになかなか授業に集中できなかったりしたのは、勉強が面白くなかっただけじゃなくて朝ごはんにも原因があったんだろうと思う。
当時は朝起きてから通学までの時間がなく、ギリギリまで寝ていたこともあり、朝ごはんに時間を掛けることができなかった。
それに、食べていたのは今と同じようにパンと飲み物だったのだけど、パンが大手製パンメーカーのスカスカな食パンだったので厚切りを2枚食べてもたいしてお腹にはたまらなかった。
だから、パンなんてものはそんなものだと思っていたのだ。カロリーは充分以上にあるのにお腹にはたまらない。ただ見た目だけ大きく膨らませて、いかにもちゃんと食べていると思わせる技術に凄さを感じる。
でも、妻の焼くパンや一部のパン屋さんのもの食べるようになってからはすぐにお腹が空くようなことはなくなった。むしろ、お米よりも腹持ちがいいんじゃないかと思うくらいだ。
もし、昔の私と同じように軽い朝食をとっていて、午前中は授業や仕事に集中できない、というような人がいたら、朝食をスーパーの食パンや菓子パンで手軽に済ませるのを止めにしてしっかりとした食事をとることを進める。
あの時は子どもだったから、というのは言い訳に過ぎない。少なくとも中学生になる頃の歳になれば自分の食べるものの自炊くらいはできるはずだ。
人のせいにするのは勝手だが、しっかり食べて、ちゃんと学ぶことはできただろう? 今はこの言葉を自身に言い聞かせているところなのである。