書いて浮かべるブログ

書きながら考える

のんびりしたい私のアタマノナカ

記憶

記憶力は低い方も勝ち。

世間では記憶力がもてはやされてる。その証拠に記憶力を試すテストがいろんなとこで行われてる。でも、ホントに記憶力が高い方がいいんだろか。優秀だと思うし、周りにいたら頼りにできるし、いいことばかりな気もする。

ただ、本人はどうなんだろ? 良いことをずっと覚えとくのは楽しそうだけど、悪かったことをずっと覚えとくのは耐えられないんじゃないかなあ。そもそも人は嫌なことを繰り返さないように、悪いことをしっかり覚える傾向にあるみたいだし。

そういう意味では記憶力の良くない、覚えの悪い人の方が幸せになりやすい部分もありそう。よかったことも悪かったことも忘れやすいけど毎日が新鮮、いつも同じことで楽しめる。でも、これもなんだか違う気がする。一歩引いてみると同じことしかしてない。他の経験もしてみたいよねえ。

じゃあ、経験したことはとりあえず覚えとく、それでも普段は無いものとして暮らしてく。ってのはどうだろう。思い出せないならもう一回やったらいいし、思い出したら過去を参考にするとか。頭の中のことは分かんないから、例えば日記は書く、写真は撮るけど見返さないとかそんな感じかな。良かったことも悪かったことも、他のいろんなことも、そのときには感じるけどもそのままにしとく。ふと思い立ったときに思い出そうとしてみるけども、思い出せないなら忘れる、思い出したら良かったあって感じに。案外良さげな気もするけど?

たしかに短い時間で多くのことが覚えられたらすごいとは思うし、尊敬するかもしれないなあ。あ、こういう気持ちがあるから記憶力の高さは評価されるんだね。