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のんびりしたい私のアタマノナカ

春っていい時期なんだっけ。

少しだけあったかくなってきて、花が咲いたりもしてる。まだ日陰は冷たいけど散歩するにもいい気候。 ただ、まだまだ風が強かったり、花粉症ではないはずなんだけど鼻がグズついたり目がモーっとしたりで別にいい季節だとは感じない。なにしろ、まだ寒い。服装だって年末の頃から何にも変わってないわけだし。

これから桜が咲いてきて春っぽくはなって行くんだろうけど、春ってのは気候なんじゃなくて社会的に作られたイメージのことを指すのかもしれない。旅立ちとか何かが始まる季節とか。そう考えると、春の、というか季節のイメージって誰かに作られたものなんだなあ、って感じる。

冬は鍋がいいとか、夏はかき氷とかいうのは気温に関係してるものだけど、春は入学や入社、卒業や異動のシーズンってのは社会が決めてることだし、四季がハッキリしてる日本的なものなのかもしれない。国の気候によってそういった行事の時期が違うっていうのは聞いたことあるので。

人によっては、夏に鍋、冬にかき氷がいいって人もいるんだろうけど、寒さが和らいで温かさを感じるときを春っていうんだろな。って、書いてみると当たり前過ぎてどうでもいいことだった。春分の日とかの節目っぽい名前の休日があるから、そこからなような雰囲気もあるけど、当然日々刻々となあんとなく冬から春に向かってってるわけで、気付いたら春だった。ってのが春なんだ。気が付いたらおっさんだった、っていうのと変わらないもんだな。

単純に気候の話だけをすると、どっちかと言えば梅雨が始まる前までの時期の方が個人的には好きかなあ。日差しは強くなってくるけど日陰は涼しいし。花粉の影響が少なくなる、桜の花が散る頃まではまだまだ新年度が始まるとは感じられないね。

で、いい時期なのかってことなんだけど、多くの花が咲き始めたり、昼が長くなっていくって意味では明るい方向に行ってる感じがして、いい時期なんだと思う。何か新しいことが始まりそうな気もするし。書店なんかに行っても、新しいことを学びましょうみたいなコーナーがあったりするし。そんなのに乗せられて、初めてのことに手を出してみるのもいいかもね。