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作業

・働きアリは余計なことを考えてもいいが、口に出してはいけない

お仕事の場面でよくありがちなことだと思うんだけど、言われるがままにするのってイヤになったりすることってあるでしょ? やってるときはいいんだけど、全体像が見えてくるに従って何でこんなやり方にしたんだろう、と考えてしまうことってあると思う。

最終的にこうしたいんなら他にも方法はあったのに、って感じてしまうようなやり方。そういうのって、作業をする人が何にも考えなくていい仕事、言い換えると他のことを考えながらでもできる仕事なんだと思う。そして、仕事について考えたくない人にとっては最適な仕事ってことになるんだろう。

でも、そういう内容ってほぼ間違いなくコンピュータにやってもらうことができるようになるだろうから、将来的には人がしなくてもよくなる仕事だろう。

かと言って、ここで人のする仕事がなくなるとかネガティブなことを言うつもりはなくて、意外といい面もあるんじゃないかと思ってる。仕事について一生懸命になりたくない人たちを見つければ、コンピュータ(あえてAIとは言わない)にやってもらうことができる仕事が見つかると思うから。

流れ作業的とか、誰がやっても同じといわれる作業を機械的にするのが得意な人のやり方を見れば、コンピュータに任せることも可能になるんじゃないだろうか。

プログラマーとかもそうだと思うけど、いちいち考えないで機械的に仕事を進めていきたい人って、めんどくさいことを簡単にしたい人が多いと思う。その都度変わる出来事に対して、毎回対処法を考えることはしたくない → 多様な出来事に対応するやり方が見つかると楽しい → めんどくさいけど、うまくいくと楽しい。みたいな感じになってるんじゃない?

できれば何もしたくないから、少しでも楽になるようにそもそものインプットやアウトプットまで変えようとしたりする。テンプレートに当てはめるだけで物事が完成するようにとか。

そうすると、楽にできるようになったから、もうあなたは要らないねって感じになってしまったりもする。面倒なことを真剣に無くしてたら、何もしなくてよくはなったけど別の意味で面倒なことになっちゃった、みたいな。

そういう意味では、仕事の全体像を見るまではいいとしても、今やってることは無駄なんじゃないか、ってことは考えない方が良い。というか考えてはいけない。回り道してるように見えても決められた手順通りに進めるのがいい。

最初っから全体像を教えてくれてたら、もっと早く完了してコストも抑えられるんだけどなあ、と感じたときには秘密のノートに書いておくこと。口に出したりしちゃいけないし、やり方を変えようとしてもいけない。そこにはみんなが気づいていないことが含まれているかもしれないんだから。いざというときに、それをビジネスチャンスとして生かしていけるようにね。

ついつい改善しちゃったりしてなかなか賢くはなれないけど、できれば目の前の作業に集中するのがいいと思う。