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のんびりしたい私のアタマノナカ

猫救出

家族の家で買っている猫が助かった。

助かった、と言ったのは私が助けた訳ではなくて、飼い主が助けたから。


その猫は、近所にある倉庫のような建物の隅にある柱と壁の隙間に落ち込んでしまっていた。

体は柱と外壁の隙間にピッタリ挟まってしまっている。その高さは1メートルあまり。

3日ほど前から家から飛び出してしまい、帰って来ないままだったらしい。

ネットでの情報によると、タオルを垂らしておけば勝手に登ってくるのだとか。登るための体力がなかったとしても、捕まってくれさえすれば引き上げることができるという。

しかし、そのようにしても上がってくる様子はなく「ミャアミャア」と鳴き声を上げている。

私が飼い主でないからかもしれない。


ちなみにその子は子猫ではなく、どちらかというと老猫の方が近い立派な成猫だ。

その後、専門家に聞いてみた通りに、針金で作った道具を使って引き上げようとしてもうまくいかない。首に引っ掛けて吊り上げる方法が脚を吊り上げるよりも良い方法なのだとか。

いろいろやってみるも、隙間の短辺が顔の幅くらいしかないので針金の輪っかを入れにくく、引き上げるほど首に引っ掛けることができずにギブアップ。

私の出番はこれで終わり。


2時間ほどして、飼い主から連絡あり。どうやら無事に助け出せたらしい。

話によると、衰弱してるように見えたから、上から水を掛けてみたのだとか。

そうすると、水に驚いたのか、体を上に伸ばしてきたので、すかさずそこを捕まえて引き出したのだという。

結果的に私のしたことは無駄だったけど、飼い主の力で救助することができて良かった。