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今朝の疑問

「ある病気は薬を飲めば防げるかもしれないけど、薬の副作用が出る可能性がある」という場合。

ここでは、前提条件として考えられる「その病気を患うとどうなるのか、その確率は?」などのことは考えない。、確率がわかっていたとしても、人によってどちらを選ぶかはその人なりの傾向があると思うから。

選択肢は二つ、薬を飲むか飲まないか。ー(☆)


どっちにする?

薬を飲むと決めた人は、副作用よりも病気になるほうが怖いと考えたんだろう。

逆に、薬を飲まないと決めた人は、病気よりも副作用を恐れた、ということか。

副作用も病気のようなものだから、双方が恐れたのは病気と副作用の症状を天秤にかけて決めたってことになる。

そのときに、もし片方を選択すると死亡するってことならそちらを選ぶことは少なそうだけど、死にはしないとなると選ぶのは難しくなってくる。次に気にかかるのは、費用と手間がどれくらい掛かるかだろうな。それで、より費用と手間が掛からないほうを選ぶ。

私みたいな一般人が選択するときの基準なんて、こんなものだろう。


条件を追加

じゃあ、最初の質問に「その場所に行くと」というものを追加するとどうなるか。

つまり、「ある病気は薬を飲めば防げるかもしれないけど、薬の副作用が出る可能性がある。しかし、その場所に行かなければ病気にはならない」という場合。

こうなるとまず、その場所に行かない人はなにもしないだろう。その場所に行く人は(☆)の選択から始めることになる。


さらに追加

ここでもう一つ「その病気にかかった人の近くにいると、病気にかかることもある」という質問を追加して、「ある病気は薬を飲めば防げるかもしれないけど、薬の副作用が出る可能性がある。その場所に行かなければ病気にはならないが、その病気にかかった人の近くにいると、病気にかかることもある」となるとどうなるか。

今度は薬を飲む人が増えたり、誰とも接触しないようにする人が現れるかもしれない。

組み合わせがたくさん出てくると、だんだんどうしたらいいかわからなくなってくる。それに、いろんな場合を想定して計算したって確率がわかるだけで、自分が病気になるかどうかの判断はできない。


関係ない人

ダラダラと書いてきたけど、中にはこんな選択肢に影響されない人もいるだろう。

その選択肢は、はじめにあった(☆)の選択すらしない人。なにがあってもなにもしないとか、そもそも薬が嫌いだから飲まないってタイプの人だ。

そういう選択をしたからといって病気になるわけじゃなく、病気にかかるかどうかは運のようなものだったりする。よほど確実な病気の原因がわからない限りは。


どの選択肢を取るかは、自分の置かれてる状況によって変わってくる。子どもが独り立ちしていないなんて場合にはなおさらだし、自分に対してと相手にこうしてほしいっていうのが違うこともあるだろう。

個人的には、そんなのも悪くないなあって感じるんだけど。何が何でも薬を飲んだり、切ったり貼ったりして生き永らえようとする生命力を持ってる人って、すごいなあと思う。

でも痛いのを耐えるのには限度があるから、痛み止めは欲しいけどね。