うちの犬がダンボールをバリバリするのは遺伝なのだろうか?
同じブリーダーから家族を迎えたらしき人もネット上で同じようなことを書いていた。何も教えていないのに◯mazonの箱をガジガジすると。
どうやらダンボールガジガジは、どこの子でもするという訳ではないらしい。
遺伝子にどれほどの情報が含まれているのかは知らないが、犬はぬいぐるみの首の部分を的確に見つけ出して食らいつき、ブンブンと首を振る。まるで生きた獲物を仕留めるかのように。どうやらこれは犬の持つ習性らしく、遺伝子レベルで伝達されているらしい。
同じようにダンボールを見るとガジガジしたくなるという性質も、遺伝子の中に刻まれているのだろうか。
さすがにダンボールという対象が情報として含まれることはないだろうが、ああいったものをみるとカミカミしたくなるという性格のようなものを子孫へ伝えることはできるのかもしれない。
今朝の嫁は、散歩の前に犬用の虫除けを探していた。月一で処方する、皮膚にかけるアレだ。さっきまで手に持っていたのにないと言う。30分ほど探すも見つからない。
最終的にはウエストバッグに入っていた…。そこも探したとは言っていたのだが、まあこんなものか。
別に物忘れが激しいというわけではなく、何かに集中しているときにはいつも無意識にしていることを事細かにチェックしていないということだと思う。何度も繰り返して慣れっこになってしまっていることは、それがうまくいってなかったときに「なんで?」となりやすいということだ。
ある古い語学書を探しているときに、その帯を見て驚いた。
「この本を一冊きちんと勉強すれば、明日◯◯◯◯(国名)に旅立っても、もう安心です。」と書かれてある。この本は「◯◯入門」というタイプの本だ。その本をきちんと勉強すれば明日旅立っても安心だという。
何度もしっかり学習すればそれだけの実力をつけられるというのは理解できるが、大抵の人は何度も完璧になるまでの勉強をしない。学習者がそういった状態の中で、このような文章が目立つところに書かれてあるのがすごい。この本の著者は素晴らしい自信を持っている、と思わずにはいられない。
調べてみると、かなり古い本で新品ではもう手に入らないが、程度の良い中古本ならまだ手に入りそうだ。
ちなみに、先ほどの文言は帯にしか書かれていないようだ。もし手に入れるとすれば、ぜひ帯付きのものにしたいが、そこまでこだわらなくてもいいかな。
それにしても、そこまで自信過剰な帯をつけてくる◯H◯出版もすごいものだ。どれだけの勢いで出版したのだろう。しかしこの本は、同時期にシリーズとして発売された◯◯語入門の中で絶版となったものである。このシリーズの中でも二つくらいの外国語は今でも新品で購入できる。そしてそれらには、ここまで挑発的な帯はつけられていない。
もしかしたら、この帯のせいで絶版になってしまったのかもしれないな。
本を売るときに帯の内容は重要だと思うけども、ほどほどの謳い文句にしておくことも必要なんじゃないか、と感じた。