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のんびりしたい私のアタマノナカ

作業中に少々騒がしくしてみる

静かな環境に慣れすぎると、ちょっとでも騒がしいところでストレスを感じてしまうらしい。

受験を控えている学生などはなるべく騒がしい環境でも集中できるように、あまり静かな環境での勉強をするのは良くないのだとか。それで居間で勉強するのが流行ったりしたのかな。家族がいる居間で集中して宿題ができるようになれたら、それなりに集中力がついてるといえるだろうから。まあ私は受験を控えているわけでもないし、資格試験を受ける予定もないので関係ないのだけれども。

ってことで、試しに私もやってみた。

居間ではないけど、机に座って作業をするときにカフェミュージックを流す。加えて、フランス語会話の音声も一緒に再生。その状態でパソコン作業を始めてみる。それほど集中力が必要とされる作業をしてみたわけではないけども、PCを使い始めるとミュージックも音声も気にならなくなる。それも、気にならなくなってくるではなくて、いきなり気にならない。うむ。もともとデスクワークをしているので、これくらいの作業をするくらいの集中力はあるということなのか、とりあえずそういうことにしておこう。

ある程度の時間続けてみた。途中に休憩を挟みながら5、6時間といったところか。それでも別に作業に影響はなさそうだ。聞いていたのが耳心地のいいカフェミュージックとフランス語の音声だったからかもしれない。

やってみて気がついたのは、パソコンの作業をほんの少し中断したときに音楽と音声がそれなりにちゃんと聞こえてきたこと。これなら、聞こうと思って再生し始めるよりも多くの音声会話を聞けそうだと思った。デメリットといえば、音声と音楽を再生しているタブレットなどのバッテリーを余計に消費することくらいか。あとは、家族が近くにやって来たときに何やってんだコイツ、と思われそうなこと。意外とこれが一番ヤバいかも。

逆に、メリットとしては眠気がくるのが遅くなったような気がすること。静かな部屋の中で作業をしていると、落ち着いてしまうのかどうしても眠くなっていたのだけれど、それがマシになったような気がする。適度な雑音(フランス語音声+カフェミュージックが適度かは不明だが)が眠気を抑えてくれたのかもしれない。

静かでないと集中なんてできないと思っていたけど、そうでもないというのが実感できた。脳は聞きたいことにしか耳を傾けないっていうけど、ホントにそうなんだなあ。いい感じでノイズにフィルタをかけてくれるってことか。これってカクテルパーティー効果っていうらしくて、前にも聞いたことがあったようだ。

ただ、複雑な作業をする場合や音楽と音声の組み合わせによってはまったく集中できないかもしれないので、また今度試してみたいと思う。