書いて浮かべるブログ

書きながら考える

のんびりしたい私のアタマノナカ

自分の力で私を強引に動かすのはやめる

不思議なもので、本を最初からきちんと読み進めることができない、ってことに近頃気づいた。

本といっても、物語的なものはよほど面白さを感じないものでない限り、なんとか読んでいける。読めないというか、頭に入っていかなくて眠くなるのだ。とはいえ、興味のない本を読んでるわけではない。読みたいのは語学の解説書のようなタイプで、本当に読みたい本なのですよ。

読書法の本によると、目次を見てイメージを膨らませてから読むのが良い、てなことが書いてあったなと思って試してみるも、つまみ読みになってしまってうまくいかない。本は読めないものだ、との記載を何かで読んだし。と納得したとしても、それではなんの解決にもならずお話にならない。

どうしたらいいんだろう、と思いながらページをめくる。目についたところを少しだけ見て、無理に読もうとはしない。そのほうが内容が入ってくる気もする。読もうとすると読めなくて、読むつもりもなくページをめくると読めるなんて。一体どういうことなんだろ。

たぶん、一般の人はちゃんと読もうとしていれば内容が頭に入ってくるものなんだと思う。でも、私はそうはいかない。どうやら、頭がひねくれているようだ。”読んでやろう”なんて思わないでパラパラと紙をめくっている間は、頭も油断しているかもしれない。だからこそ、”しっかり読んで勉強するぞ!”なんて意気込むと、めんどくさがりでひねくれた私の頭は頑なになってしまい、睡魔を使って対抗してくるのだと理解した。

もし、この方法が他のことにも使えるのなら、家の大掃除をしたいときとかダイエットなんかに有効かも。何かをしたいときには、意気込んだりしないでなんとなくやり始める。いつまでに終わらせるとか期限を設けるやり方はプレッシャーを与えるだけで、私の頭のようなひねくれた奴には通用しないのだろうし。

それにしても頭と体の間だけでなく、自分の心も含めてコミュニケーションをとるのって面倒。それぞれの言い分を聞いて、みんなをそれなりに満足させられるように努めないといけないのね。