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のんびりしたい私のアタマノナカ

違和感のある言葉

よく見かけるけれど、何となく違和感のある言葉たちがある。免れる、あらがう、おこがましい…などなど。

担当を免れる、先輩にあがらう、おこがましいのですが、といった表現を日常生活で使うのは、何だか大袈裟に感じてしまう。「私が言うのもおこがましいのですが…」というセリフを使う営業マンからものを買ったことはないし、もっと普通に「私が言うのも何ですが」程度で十分。私がたいしたことない客だからかもしれないが。

こういったのはおそらく世代の違いなんだろう。個人的には、逃れる、逆らう、恐縮などのほうが馴染み深く感じる。最近だと、数学講師&パフォーマーの池田洋介さんの本がとても読みやすかった。そんなふうに、同年代の方が書いた文章を読みやすく感じるのは、こうした感覚があるからなのかもしれない。

ただ、そういった言葉たちを使わないわけではない。いまだにビジネス用語の本には丁寧すぎるほどの言葉が載っているし、ふさわしい場面はあるだろう。あえて普段の生活で使ってみるのも面白そうだ。