脈拍の基準はだいたい1分間に60〜100回らしい。
1日は24時間なので、1440分。脈拍60の人にとっての1日の脈拍数は60×1440=86400回、脈拍100の人にとっては100×1440=144000回なのでかなりの開きがある。
脈拍が命のワンサイクルとすれば、100回の人は60回の人の約1.67倍活動してるように見える。
そう考えると、年齢なんて当てにならないし、1日の長さの感じ方だって人それぞれなのだろうか。
1日24時間はすべての人に平等に与えられている、といわれる。でも、命のサイクルや1日の感じ方が違えば、平等なわけがない。
地球の自転・公転をもとにして1日・1年を定め、1日から1時間をつくっていったんだろうけれど、それは命の時間とは違う。
相対的には短い時間に感じられても、本人からすれば長い時間に感じられることもある。
年数が過ぎていけば同じように体も老化していくが、それぞれサイクルが違うから歳が同じでも状態まで一緒とは限らない。
過去の自分と比べるならともかく、他の人と比べるのは無意味。
時間を意識しないわけにはいかないが、時間を基準にものごとを考えるのはほどほどにしたほうがいいのかもしれない。