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のんびりしたい私のアタマノナカ

レベル上げが嫌いでした

ずっと嫌いだったRPGのレベル上げ。なぜか最近、それほど嫌でなくなってる。少し古いRPGをプレイしていて、フィールドをウロウロしながら戦闘を繰り返してるときに気がついた。今どきのRPGと違って、ゲームバランスがストーリー重視になっていないから適度なレベル上げは必要。そのウロウロしながらレベル上げってのが昔は大嫌いだった。ストーリーを進めたい、先を知りたいって気持ちが強かったんだろね。

それが今では、作業的に同じパターンの戦いを繰り返してもそれほど苦でなくなってた。瀕死になりながらも、なんとかボスキャラを倒していくのが好きだったのに。といっても難易度ノーマルでのお話で、ハードモードなんかをクリアするような腕はない。キャラクターの動きを味わいながら、敵のHPを削っていく楽しみを知ったのかな。

そうするといいことに、ゲームをスムーズに進められるようになった。適切なレベル上げをするのが習慣になっている人には当たり前のことなんだろうけどさ。以前から、手に入る装備を一通り揃えてから進める程度のことはしていたけど、現れる敵を楽に倒せるくらいまでレベルをあげるのは面倒だったので。それがレベル上げだけでちょっと満足するようになったのは進歩(?)なのだろうか。一つレベルが上がったらセーブして、今日のところはひとまず終わり、明日もまだレベル上げかなあ。なんて感じのプレイでも不満がない。もしかすると極端な話、物語なんてもうなくてもよかったりして(笑)

だって、どんな不幸なことがあって壊滅的状況になったとしても、最後にはそれなりにハッピーエンドになるでしょ。っていう安心感があるから。ちょっと気を抜くと全滅してしまうような、そんな戦闘が楽勝になるまで作業的にレベル上げするのもいいんじゃない? なんて。レベル上げの面白さを知らなかったのは私なんだけどさ。でも新しめのRPGはなんとなく戦闘が優しめになってるように感じるから、レベル上げが好きでない人って多いんじゃないのかな。

同じようなことを繰り返して経験を積んでいると能力がアップするって、案外基本なのかも。近頃ではおろそかにされていることかもしれないね。