書いて浮かべるブログ

書きながら考える

のんびりしたい私のアタマノナカ

人生はただの出来事。失敗などはない

人生とは、その人に何が起きたか、という記録でしかない。 よく言われる言葉だ。

例えば、偉人の伝記は偉人の物語として書かれているから素晴らしい人生として記述できるわけで、強引に見方を変えてみればどうしようもない物語にすることもできるだろう。 解釈の仕方が変わったことで、誰もが知っていた歴史上の有名人の名前が教科書から消えてしまうことだってある。

客観的にみるのが大事、と言われることもあるが、そんなに大事だろうか。

自分を客観的にみるといっても誰かの視点を想像してみるだけで、それほど重要なことではない気もする。 結局は今から過去を眺めて何らかの判断をしているだけなのでは。

あれは成功だった、これは失敗したといったふうに出来事とその時の感想を一緒に記録していても仕方がない。 どうしても記録しておきたいなら、ただ起きた出来事だけを記録すること。 出来事が起きるタイミングによって見方は変わっていくものだから、後で読み返すと面白いかもしれない。

嫌なことを頭の中で何度も思い出したりして落ち込まないためにも、出来事を良かった悪かったというように区別せず、今起きていることに淡々と対処していくことだ。