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のんびりしたい私のアタマノナカ

ロングセラーの参考書

昨夜は暑くて寝苦しかった。熱帯夜というのかな。でもおかげで夜中に少し読書ができて良かったかも。

今朝思ったのは、ただの古い参考書ではなくて、長く販売されている古い参考書もいいかもって話。

たとえば小学生用の算数ドリルで、おはじきとかが扱われてたりするもの。今の子はおはじきを知らないかもしれないし、文章問題で登場する子の名前が古臭かったりする。今でも書店で新品が売られているものだから、iPodのようなものが載っていたりもしてなんだかチグハグさもある。

でも、これはこれでいいんだろうな。おはじきを知らなくても、親やおばあちゃんは知ってるかもしれないし、ネットで検索すればどんなものかもわかる。古く感じる名前だって同じ。昔はこんな名前がはやってたんだなって、家族の話のネタにもなりそうだし、むしろ今に合わせた記述より面白く感じたりするのかも。

古くから販売されてる本の大きなメリットとして考えられるのが、解答のミスが少なくなること。初めから全然ミスのない本はなかなかなく、作られてから長く時間が経っている本は間違いが訂正されている可能性が高い。よくわかってる内容の復習なら問題や解答の間違いにも気づけるけど、そうでない場合の間違いは学習に影響があるだろうし。

それにしても、子ども用のドリルに直接書き込む子なんてそんなにいるのかな。子どもの頃はプリント学習が多くて、ドリルや問題集を使った覚えはない。だから、問題数と価格を考えると子ども用の教材はとても高く感じてしまう。子どもに対応できる文字数を考えた分量ってのもあるんだろうけど、もしかしたらコピー利用されることも考えた価格設定なのかも。今は(昔から?)複数の書籍から良さそうな問題を抜き出してプリントにしたりするのはまずいだろうからね。

そうしたときにも古い参考書が役立ちそう。昔から売られているから安い中古も買えそうだ。ただ、そうした考え方ができるのってせいぜい算数、理科くらいなんだろな。