書いて浮かべるブログ

書きながら考える

のんびりしたい私のアタマノナカ

本は何回も開くもの

参考書の理解度は、読むタイミングだけでなくて、読み方にもよる。

中古本の初めの数ページだけ本を広げた形跡があったりマーキングがされていて、その先はまったく読んでなさそうだったりすると、気合いを入れて読もうとしてたんだなと思う。

最初っから全部理解しようとすると、ちょっとつまずいたときに読むのをやめたくなってしまうからオススメしない。ただパラパラとめくるだけでいい。

読み始めるときも前から読む必要はなくて、全体を適当に。1冊の本にするためにまとめてるだけで、理解しやすい順に並んでるわけじゃないから、どこから読み始めたっていい。

最初から読むにしても、1回ですべて読もうとしない。参考書ならまずはコラムだけ読んでみたり、例題だけ最後まで見てみるとか。それで、もし気が向けば練習問題に取り組む。

見出しだけ見てってもいいし、ページを最後までめくるってだけでもいいので、とにかく気軽に本を開いてみる。時間を空けてから読むと、前に意味不明だったことがよくわかることもあるからね。

「ながめる」とか「とりつく(ねばり強く集中する)」って読み方もいいと思う。物語ものは最初から読むものだけども、案外これを無茶苦茶に読むのも面白いかも。

余談だけど、小学校一年生の授業で国語の教科書を初めて開くときに、まず表紙に折り目をつけるように指導されたのを覚えてる。表紙はのどまで開きたい人なので、今思えば嫌なこと教えるもんだなって思う。

表紙の途中に折り目をつけると本が変形してしまうし、読みにくくなるから嫌だ。授業で使うときには教科書が閉じてしまわないようにってことだろうけどさ。