書いて浮かべるブログ

書きながら考える

のんびりしたい私のアタマノナカ

面白い、面白くない

本や映画を見ていて、面白くない、興味が持てない。そう感じることがある。そこで見るのをやめてしまうのが普通かもしれない。やめてしまって面白く感じる作品を探すって人も多いだろう。

不思議なのは、そこでやめてしまわずに、面白さを考えないで見続けていると稀に「まあこれもありかな」とか「へえー」とかいった感じに楽しめることがあること。これは期待せずに接した作品にも当てはまるかな。ずっと楽しみにしていたものほど落胆が大きくて、何の期待もなかったものは、案外良かったじゃん。って経験もある。

面白さを期待しているときは一言一句を見逃さないような見方をしていることが多いだけに、興味がなくなったときに見るのが嫌になる。それに対して、期待していないものはそもそも適当に流しながら見ているからか、思ったより良いと感じられたりする。

本を読む際は批判的な態度で読め、と書いてあるのをどこかで見た。逆に、何も考えずにただ受け入れる読み方が向いているときもあると思う。読みづらいと感じたら、いろんな読み方を試してみる。順序を無視して読むのもいいし、一旦読むのを止めにして閉じてしまうことも。

注意したいのは、ずっとその作品がつまらないわけじゃないってこと。たまたまそんな心境だった、なんてこともあるだろうから。昔すごく好きだった作品を今見て、大したことないって感じることだってあるでしょ。それと同じように、全然面白くなかったものもタイミング次第ではすごく面白くなる可能性がありそう。面白いって感じる感受性ができてないってこともあり得るだろうし。

人の心ってコロコロ変わるからココロっていうらしい。物事に対する心の感じ方も毎回違うんじゃないかな。