「◯◯だから××できない」って、よく聞く話。
子どもがいるからとか、親がいるからとか。
それってホント?
ひとりで居て、気になることがなんにもなかったら「××できる」のかっていうと、そうでもないんじゃない?
「◯◯だから××できない」んじゃなくて、「◯◯だから××したくなった」んじゃないかな。
たとえば、子どもが居るから自分のためだけに生きたくなったとか、案外ありがちなことだと思う。
人って結構、できるときにはしたいと感じない。いつでもできると思ってるんだろう。
持ってるうちはいつでも使えると思って使わない。無くなるのがわかったら急にちゃんと使おうとしてみたり。
生きているうちはなんとも思ってなかったのに、亡くなるとなったら急に後悔しだしたり。
できなくなったから、したいと感じる。もしくは、できなくなったから、したかったことを思い出す。
そんなものなのかもしれない。
切羽詰まった状態にならないと、ホントのことなんて見えてこないのかもしれない。
そんな経験って、ない?
もしそうなら、ある程度は大変なフリをしながら生活をしていく必要があるんだろう。本当のところ、どうでもいいことだらけなんだけど。
その中で、「◯◯だから××できない」って口にしちゃったときに、自分に対して「それってホント?」っていう言葉を投げかけてみたらいい。
だって、それって全部ウソだもん。信じてしまったから、本当だと感じているだけ。
「◯◯だから××できない」って思い込んでるのは自分だけ。ちゃんと考えてみたらそんなことはないってわかるはず。
でも、頭の中がいっぱいいっぱいだから、ちゃんと考える余裕がなくなっちゃってて、のんびりしてる人を羨ましく思ったりする。
いやいや、別に他の人がラッキーってわけじゃないと思うよ? みんな大して変わらない。
ないと思ってるからほしいって感じるだけで、ホントは持ってる。
ないって思ってるから、なくなったと感じてほしくなる。
ただそれだけのこと。
いまさらあれはできない、ってのもそう。
面倒くさがりの頭がそういわせてるだけ。
それってホント?
いや、ウソ。100%完璧にはできなくても、なんとかする方法はあるはずだよ。
少なくても、「◯◯だから××できない」なんてことはないって気づいてほしい。
そんな考えに同意したりしなければ、絶対なんとかできるから。