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のんびりしたい私のアタマノナカ

読みづらい本

誰にでも読みづらい本はあるのではないだろうか。

文章が読みづらいだけでなくて、ページをまたいだ参照がいくつもある本も最初は読みづらく感じるかもしれない。

そんな本を頑張って読み進めようとすると嫌になる。

じゃあどうしたらいいかっていうと、読まなけりゃいい。でも、それじゃ読みやすい本ばかり読むことになって、なんだかつまんないよね。

読みづらいのは著者の文章に慣れていないから。だったら少しずつ慣れていけばいいし、参照がいくつもあるなら一度目はそこを飛ばして読んだらいい。つまり、一回ですべて読んでしまおうとしないこと。

不思議というか当然というか、初めとっつきにくかった本ほど自分が求めていたものが書かれているように思う。もしかしたら読みやすい著者の本の内容は、すでに頭の中に理解する回路ができてしまってるから、もうそんなに読まなくてもいいってことなのかもしれない。

これは本に限らないな。映画なんかでも、たまにはあまり観たくないものを選ぶと案外面白かったりする。でもまったく興味がないものを選ばないように。好きなジャンルだけど観なくていいや、ってものを選んでみるのがいい。

全然好みが合わない人がいるといっても、その合わない人が熱狂してるものには何か感じるものがあるはず。そう考えて接してみると新しい感覚に出会えるかもしれないよ。まあ、私もかなり偏ってるとは思うけどさ。

そんなの絶対嫌ってものほど、ちょっとかじってみる。疲れてるときは慣れたものに癒されたりするのがいいけれど、なんか退屈だなあってときは読みづらい本を選択するのもいいんじゃないかなあ。