書いて浮かべるブログ

書きながら考える

のんびりしたい私のアタマノナカ

辞書=短文集

辞書はどこから読んでもいい。いや、最初から順に読む意味はあまりない、といったほうが正しいのかな。

見出し語の並びに物語があるわけでも、例文の意味がつながってるわけでもないから、サクッと読める。小説を読む時間がない、面白いかわからないのに読み始めるのはちょっと、そもそも本を読むのはめんどくさい、そんな人にぴったり。ちょっとした時間に読める文章がたくさん載ってます。なーんとなく関係ありそうな文が目に止まって、背景にあるイメージが浮かんできたりすることも。どう解釈するかは自由なんで、案外面白いですよ。

用例によってはどこかの書物から抜き出されてきたものかもしれない。何かの小説の一節が抜き出されてきたものだったり。一応独立している文章を載せてるだろうけれど、まれに括弧付きで補足がある文があったりして。

何が言いたいかというと、一冊まるまる読むのはしんどいのです。ハマって読んだとしても、それでひとまず終わり。すぐには読み返さない本がほとんど。そんな中でどこからでも読める本は嬉しい。じゃあ、何も読まなきゃいいじゃん! って思うんだけどさ。

短文がたくさん載ってるとなると、外国語の辞典が思い浮かぶ。文法書なんかにも多いかな。日本語の本でもそんなのがほしいなあ、と思う今日この頃です。